
~ここ数年、毎年のように発生する豪雨・河川の氾濫~
~東日本大震災・熊本地震に代表される大規模な地震~
昨今、災害により業務がストップする事例が多発しており、対策を立案・実行することが、これまでになく重要性を増しています。
また、災害発生時には、業務だけでなく交通機関やライフラインといったインフラにも多大な影響が及びます。
たとえ会社が無事だったとしても、従業員が通勤できなくなり、間接的に業務の継続が困難になる事例も多発しています。
災害はなんの前触れもなく、突然発生します。
これに備えて災害対策(DR)・事業継続計画(BCP)ソリューションを「平時のうちに」導入することが重要です。
安否確認



パニック時だからこそ、誰でも簡単に、どんな組織でも。
自動で安否確認と情報集計、その後の対策指示、それらすべてが行えます。
クラウドサービスで従業員の安否確認ができるサービスは複数ありますが、「安否確認サービス2」では、以下のような機能追加・強化がされています。
既存の安否確認サービスの多くは、メールが使用できなくなった際の安否確認手段が電話のみに限られていますが、「安否確認サービス2」では災害時に繋がりにくくなる電話ではなく、メール + 専用アプリやTwitterで安否確認を実施できます。
既存の安否確認サービスになかった「安否確認後の情報交換」が可能です。
専用の掲示板やSMSにより、今後の対策について管理職から指示を出したり、社員同士で情報交換や対策の検討をしたりすることができます。
基幹システム等のマスタデータから「安否確認サービス2」にユーザーデータを連携するAPIを標準搭載。
ユーザー登録の手間を軽減し、新入社員の登録漏れ・退職者の削除漏れから解放されます。
「安否確認サービス2」では、災害時のアクセス数増加に伴い自動でサーバーを追加することで、可用性の高さを確保しています。
また日本国内での大災害に備えて、シンガポールにサーバーを設置。日本や米国のサーバーにバックアップをすることで更に可用性を高めています。
クラウドサービス

- 既存の社内サーバーをクラウドに移行。災害等で会社が使用不可能になってもサーバーは頑強なデータセンター内に保存されているため、データ消失の危険性を減らすことが可能です。
- 平常時にも、ハードウェアの運用管理にかかる人件費を大幅に削減することができるというメリットがあります。
- 既存サーバーをAzureに複製。災害発生時は、Azureに複製したサーバーを起動することで業務継続を可能にします。サーバーが社内にある場合、通常時は社内サーバーをお使いいただくことになるのでサーバーを社内に保持しておきたいお客さまにもお勧めです。
- Azure仮想マシンやその他のサービスは、稼働させる地域(リージョン)を任意で設定できます。
例えば仮想マシンのリージョンを東日本に設定した場合、Azure Site Recoveryを西日本や米国内など他のリージョンに設定することで、より一層災害に強いデータ保護環境が構築可能です。
※リージョンによって価格が変動する場合があります。 - 元のサーバーの物理/仮想の別を問わず設定可能。VMwareの仮想マシンにも対応しています。(VMware環境上にWindowsの仮想マシンが必要)
- 社内/Azure仮想マシンのデータをバックアップ。遠隔地にデータを保存するので、災害時もデータの消失や破損を防ぐことができます。インターネット回線があれば設定可能です。(専用線やVPN設定等のプライベートネットワーク接続が不要、もちろん接続することも可能です)
- Azure Backupも、データの保存先リージョンを任意で指定可能。遠隔地にデータをバックアップすることで、災害に強い環境が構築可能です。
クラウドバックアップ

- 米国で最もポピュラーなクラウドバックアップサービス。
- ①低価格のコールドストレージ
- ②ミッションクリティカルなデータの保存を目的とした通常ストレージ
- ③NASや外付けHDD等のローカルストレージの3種類の保存先に対応。用途/費用に応じてお選びいただけます。
- 256bit AESで通信を暗号化し、傍受への備えも万全です。
クラウドストレージ

- 下記の機能がすべて標準で搭載されています。
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- ・ドラッグ&ドロップでのファイルアップロード/ダウンロード
- ・クラウドサーバー上のファイルを直接編集可能
- ・1ファイルあたりの容量制限なし
- ・社内のActiveDirectoryとの連携(ユーザーアカウントの参照・アクセス権の付与)
- ・特定のグローバルIPアドレスからのみ接続を受け付けるアクセス制限機能
- ・アクセスする端末の認証機能
- オプションのルーター連携機能で社内とクラウドのファイルサーバーの間でVPNを構築可能。
- 許可されたユーザー以外は社外からファイルサーバーに接続できなくなるので、安心してお使いいただけます。機器や設定はサービス提供元(スターティアレイズ株式会社)が手配するため、お客様側での作業は一切不要です。※UTM機能の追加も可能です。
リモートアクセス

- PCにプログラムをインストールするだけで、簡単にセットアップ完了。ファイアウォールなどの既存環境を変えずに導入できるため、ユーザや管理者の手間が省けます。
- ユーザ名・パスワードに「ハードウェア固有情報」や「電子証明書」を組み合わせた多要素認証を用い、オフィスPCへの不正な接続を阻止します。
- オフィスのPCやサーバにあるファイルを一切持ち出せない「ファイル転送禁止機能」で情報漏えいを防止します。
- オプションのWOLコントローラーを別途購入することで、外部から社内PCの電源ON/OFFが可能になります。

- 災害対策用途だけでなく、UTM自体の機能により社内のセキュリティレベルの向上が図れます。
- 社内PCの電源がOFFになっていても、共有フォルダーへのアクセス等、社内の共有資源が利用できます。
サポートはメーカーが直接対応。電話窓口も日本語対応で完備しています。
SonicWALLと「Spike License Pack」の組み合わせにより、災害時等の緊急事態の時のみ「リモートアクセスできる人数の枠を増やす」ことが可能です。
リモートアクセスの最大コネクション数はSonicWALL各機種によって固定ですが、Spike Licenseを有効化すると、一時的にこの上限を開放することができます。これにより、いつ起こるか分からない災害に備えて最大コネクション数が多い=(高額な)ハイエンド機を購入する必要がなくなります。
UPS(無停電電源装置)

UPSは本来落雷時などの突然の停電からサーバー等を保護する装置ですが、大規模災害が発生した際に長時間に亘り停電が発生した時にスマートフォンの充電やLEDライトへの給電などを行うこともできます。
社内のPCにUPSを装着することで、停電時のPCの故障を防ぐことはもちろん、大規模災害発生時に従業員の安全を確保するためのライフライン(非常用電源)としても重要な機能を果たします。